冷え」は万病の元!

夏場でも薄着や冷房の影響、冷たい飲食物の摂取によって「冷え」を感じる方も多いのではないでしょうか?
当治療院では「冷え性」の改善と対策に力を入れています。

冷え性とは?

辞書によると「手足や腰などが、いつも冷たく感じる症状。また、その体質」とされていますが、西洋医学では、病気とはされていません。
しかし、古典医学的な立場からは、全ての病気の根源に「冷え」が有ると言っても過言でありません。
「冷え」は、硬くなる、固まる、生体機能の低下として心身に表れます。

・肩こり、腰痛、関節の痛みや痺れ
・頭痛、めまい
・不眠
・顔や手足のほてり
・身体がだるく元気がない
・不妊、生理痛、生理不順
・下痢、便秘、頻尿

などなど・・・。
「冷え性」が原因と思われる症状は、まだまだ沢山あるのです。

「冷え性」は、女性に多いといわれています。

・筋肉量が少ないので熱産生が弱い
・子宮があるため骨盤内の血管が複雑で血行不良になり易い

などが理由とされていますが、男性でも「冷え性」に悩んでいる方は多いです。
日本人の2人に1人が「冷え性」であるという調査もあるそうです。

「冷え性」のタイプ

a.陽気の不足(陽虚)
元気がない、無気力など、心身を活動的にするエネルギーが不足した状態。

b.血の滞り(血滞)
手足の末端が冷えるなど、血液の循環が悪くなった状態。

c.血の不足(血虚)
顔色が悪い、痩せるなど、身体の栄養となる血が不足した状態。

d.水の滞り(水滞)
水分の取り過ぎ、水分代謝の異常など、身体がむくんだ状態。

e.冷えのぼせ(陰虚)
上半身がほてり下半身が冷えるなど、寒熱のバランスが崩れた状態。

「冷え性」のマッサージ・鍼灸治療

・古典医学的な診察法に基づき、上記のタイプに分類します。
・タイプ別に根本的な「冷え」を取る鍼をします。
・その他の症状を緩和する鍼をします。
・温灸や遠赤外線治療器で腰や腹部を物理的に温めます。

「冷え性」のセルフケア

a.バランスの取れた食事
これが一番大事です。
ご飯と味噌汁、漬物など陽性の食べ物が主体の日本食がベストです。

b.適度な運動
筋力アップ、血液循環改善、陽気を巡らすのに効果的です。

c.水分を取り過ぎない
特にコーヒーや緑茶は、利尿作用があるので身体を冷やします。

d.半身浴
お腹が浸かる位のぬるめのお湯に、ゆっくりと浸かるのがポイントです。
陽性の食品である塩(粗塩)を少し入れるのも効果的です。

e.レッグウォーマーと腹巻
寝ているとき、足の裏は、体温コントロールのセンサーとして働いています。
足の裏を覆わないレッグウォーマーがオススメです。
足首、お腹、腰が冷えないようにすることがポイントです。
素材は、薄くて保温性、吸湿発散性に優れたシルクがベストです。